みんなが気になるセキュリティ。どんなことに気を付けていたらいいの?
賃貸物件へのご相談で圧倒的に多いのが、セキュリティ問題。山口住宅でもよくお客様からご相談を受けることが多いです。
お話を伺っていたら皆様「よく2階が良いって聞くから・・・」という理由で2Fをご希望される方がほとんどです。
では、本当に2階だから安心できるのか?1階だから防犯性が劣っているのか?ということに、山口住宅の見解でお答えしていきたいと思います!!
まずはよく聞かれる1階セキュリティ問題から。
「1階は危ないんですよね?」このお言葉、本当によくお聞きします。はっきり言いますと、確かに1階には1階ならではの不安要素があります。
①玄関からの侵入
確かに不安要素として挙げられます。
しかし、実はこれ、2階でも共同廊下に壁があれば、そこが道路歩行者からの死角を作ってしまい、留守を狙った時間帯での侵入は狙われやすいのです。
なので、玄関からの侵入に対しては1階も2階も大して差はないように感じます。
②ベエンダからの侵入
1階は確かに侵入しやすいです。しかし、意外と上階ベランダから侵入された、という実例もあります。2階だからと安心して、普段から油断して鍵を開けていることが多い方が狙われているんですね。
つまり、結局はどこの階に住んでも侵入されますので、普段からの防犯意識を持つということが大切なのです。
では次は洗濯物問題。
「1階は盗難に合いやすい。」これも確かにそうですね。
そこで、対策としておすすめなのは、防犯性のある洗濯物干しグッズの使用です。洗濯物干しの周りに干しているものが隠せる、カーテンのようにぐるっと生地が囲っているものや、盗難防止用ハンガーなど、今は需要が高いので色々あります。
室内干し用グッズもたくさんあります。
浴室乾燥機能がついている物件であれば、ぜひ活用すべきです。
しかし、2階でも盗難はあります。結局は盗る人はどこからでも盗ります。(こんな言い方をすると元も子もないように感じますが・・・)
大事なのは、どこの階に住んでいても、物件設備にだけ頼らず「防犯意識の高い住人がいるな」と思わせることが重要かと思います。
では次はおまけに、階ごとのメリットデメリットについてです。
1階は、日常の生活動作が楽です。物件によっては、自転車はドアの近くに置いて荷物を持ってすぐ部屋に入れます。
これが2階だと、自転車置き場にまず自転車を停める→荷物を持って階段を上がる、というひと手間が入ります。
しかし、これは性格にもよりけり。これを「習慣的に運動不足を解消できる」ととらえることもできますね。
そして次は生活音問題です。
これもご自身の性格によって考えるべきかと思います。他者から受ける生活音にストレスを感じやすいか、自身が出す生活音が誰かに聞こえてしまっていることにストレスを感じやすいか。
生活音は上下左右に響きます。集合住宅ですので、ある程度はお互い様なところもありますが、それでも毎年何かしらの苦情やご相談があるのは事実。
山口住宅でも、相談には都度ご対応させていただいております。
ご入居の際に、ご自分がどのタイプか、というところまで含めて、お気軽にご相談くださいね。
最後に、個々でできる防犯への取り組みについてです。
山口住宅では、個人でできる防犯対策についてもご相談に応じております。
また、ご希望の方には(一部物件は必須で)玄関の鍵を防犯性の高い「ディンプルキー」へ交換しています。
※鍵交換料が別途発生します。
※鍵や料金についての詳細はスタッフにお問合せくださいませ。
一人暮らしには、自由や楽しさもあれば、セキュリティへのご不安もつきもの。
”これをしたから絶対大丈夫!” ”2階に住んでいるから安全だろう”という絶対はありませんが、意識を高く持って生活することは重要かと思います。
お住まい探しの際は、こういった生活のご相談も、お気軽にお話しくださいね。